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G66 PAR-CLIP法(技術解説:2018年7月5日/技術実習:7月6日)

コーディネーター 大阪大学大学院医学系研究科 神経遺伝子学
教授 河原 行郎
講師 【技術解説: 2018年7月5日】
河原 行郎
 大阪大学大学院医学系研究科
加藤 有己
 大阪大学大学院医学系研究科
【技術実習: 2018年7月6日】
河原 行郎
 大阪大学大学院医学系研究科
加藤 有己
 大阪大学大学院医学系研究科

趣旨

近年、機能未知のRNA結合タンパク質 (RBP)が多く見つかるようになった。また、RNA結合タンパク質をコードする遺伝子に、様々な疾患関連変異が同定されるケースも増えている。このような場合、結合するRNAを網羅的に同定することが、機能の推定や疾患病態の解明に不可欠である。しかし、DNAと異なり、細胞中に多種多様かつ豊富に発現しているRNAの場合、RBPに真に結合するRNAを同定することには、一層の工夫が必要である。PAR-CLIP法は、RBPに結合するRNAを網羅的に同定できるだけでなく、結合部位を1塩基解像度で同定できる優れた手法である。本講習では、まずサンプル調整法について解説する。また、本手法は情報解析と組み合わせることが不可欠であり、結果の妥当性の検証方法を実習を通して体験していただく。HITS-CLIP法、iCLIP法、miCLIP法など類似の手法にも応用可能であり、講習の中で解説する。

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